さるのーと

なんか色々書きます

推しの推しは推しなのだ

推しの推しの推し活をしてきました。

 

 

ふんどさんはおそらく軽~い気持ちで発した言葉。

オタクは覚えてる。

 

こわすぎ。

 

福岡に行くよりは僕には全然近いですし、普通に絵に興味がある人間なので気にはなってました。

 

ってことで。

 


来ちゃった///

 

駅からそんなに離れてないので迷わず来れました。

僕の上田麗奈さん(以下うえしゃま)の知識は、推しの推しということとうみみの声優さんという以外には皆無。ある意味めちゃフラットな感想になるかも。

 

この原画展も番組(おそらく声グラ)で書いてた絵を集めたものらしい。

声グラ声優グランプリって雑誌です。雑誌だけどなんかイベントやったり色々しています。僕も前の推しのときに一度参加しました。

 

本来は音声案内聴きながら見るものみたいなんですが、スマホに挿せるイヤホンを持ってなかったので諦めました(なので帰ってから聴きました)。音声案内聞いてる人はだいたい同じ絵にみんな固まってたので良かったといえば良かったかも。

僕は空いている絵のところを縫って、説明文も含めてじっくり眺めました。

40分くらいいたと思います。

何人か女性もいましたけど、リアが充してました(死んだ目)

 

入口入ってまず最初に目に入るのは大きい布に印刷された年表。

展示されてないのも含めておそらくすべての絵がありました。初期に1枚だけうみみちゃんがいましたね。人物の絵ってそのくらいだったかな。

 

僕が気に入った絵

・桜の思い出

僕も辛い時とかに創作意欲が湧く方なので、うえしゃまもどこかどろっとした感情を含む絵が気持ち多い中、このりんごと桜の絵は本当にいい思い出なんだなって思いました。絵は基本マッキーや筆ペンで書かれている様なのでモノクロな作品が多いのですが、これはカラフルなのも目を引きます。

・がんばれいな!

タイトルは明るいけど、説明文に「やりたい自分」と「求められている自分」と書かれていました。いま僕がまさに悩んでいることの一つでもあるので、この言葉にはぎょっとしました。うえしゃまの絵は目を始め体の一部にクローズアップした絵が多いのですが、この絵は両目の瞳にそれぞれ浮かんでいる景色が違います。目は睫毛のひとつひとつまできめ細やかに描かれています。

・猫の絵

猫の絵はどれも優しいんですよね。好きなんだなというと同時に、動物の骨格をここまで捉える技術は素晴らしいです。うえしゃまは水の表現も素晴らしいですが、猫の毛の表現もうまく、並の技術ではないと感じ取れました。おそらく絵の基礎はきちんとやってきた御方だと思います(的外れだったらすまん)。

・束縛

説明文も含めて、1番心に残ったというか囚われた作品です。

自分と相手が混ざりあうという表現。そして無数の目。人を、何かを縛り付けるというのはこういうことなのかもしれません。嫉妬心というタイトルの絵も少し似てます。嫉妬心は「見なければいいのに見てしまう」というものです。目で心の動きについてここまで色々な表現ができるんだと感動しました。そしてこの人は自分自身の光の部分も影の部分もそのまま素直に表に出せる人なんだと思いました。声優さんなのでマイク前の光景を書いた作品もありましたが、けして写実的な絵ではないのに人の視界をそのまま見てるような不思議な気持ちになりましたね。

音声ガイドでも「見て欲しくない部分もある」とも話してたんですが、そこを美化せずに描ききるのは、きっと真っ直ぐで芯が強い人なんだろうと感じました。

 

他にもラブレターという作品の表現もよかったです。僕もファンレターを書く時は同じような気持ちになります。感性のアンテナが鋭くて、豊か。そしてそれに合う色をチョイスするのが上手いです。僕も推し活をしている時の心に色をつけるならきっとこんな色になると思います。

また、タイトルは忘れましたが手の絵も好きです。少しだけぼこぼこした手に「自分に色をつけるのは自分でもあり、他人でもある」というのはなるほどなぁ、ってなりました。自分だけじゃなく、他人にも色づけられて、自分になる。

僕もこの日、うえしゃまの絵でひとつ、色が増えたと思います。

 

その他だと、画材も展示されてました。

Twitterでも書いてる人いましたが、目立つのはポータブル型のDVDプレイヤー。スイッチの部分をボールペンで押してるかららしいですが、その辺りだけ真っ赤になっています。あとは、ペンケースなども展示してました。スケッチブックは吊るされてました。原画なので絵もスケッチブックの破いた跡なんかも眺められます。書き道具はどれもその辺に売ってそうなものがほとんど。弘法筆を選ばず。

 

メモをしていないので、記憶だけで書きました。

もっともっと色々考えたり感銘を受けたのですが短くてすみません。

 

僕はドシロウトだし、いわゆる個展系も何年か前に友達とお茶した帰りに通りかかったところくらいしか見た事がないです。

でも純粋にいいもん見たなぁ、来てよかったなぁと思いました。

 

なので物販爆買いしてしまいました。

うえしゃま本人には入らんかもしれないけど、ちょっとでも還元されたらいいなぁ……とは思います。

推しに振り込めないので推しの推しに使いました(笑)

自分が推しにできることってこのくらいしかない気がするんだ。

 

僕は期間中この日くらいしか行くことができず、後期は行けないのですが、次もやるならまた行くと思います。

声優活動はもちろん絵も今後とも書いてもらえたら嬉しいな。

 

俺の推しは俺の推し。

推しの推しも俺の推し。

 

ジャイアンかよ。

 

とてもオススメなので、よかったら皆さんも行ってみてください。

26日までだそうです。

僕が見た絵の一部も下記のURLからちょっと見れます。

seigura.com

 

そして近くに聖地があるので寄りました。

俺たちの闘道館。

店というかもはやプロレスの博物館です。

 

商品の撮影OKなので入口にあったこいつら。

 

 

2冠生きていたのか!

もちろんレプリカなんですが、IWGP4代目ベルトのかっこよさは異常。

ちょうどイベントやってたらしくレスラーがうろうろしてました(爆)

 

2階はマスクがズラリ。

中でも初代タイガーマスクのマスクは特別みたいですね。

我らがBUSHIもドーム仕様がひとつありました。ちなみにマスク(本物)は猿も1つだけ持ってます。

 

久々にめちゃ充実した休日でした。

新しい出会いをくれた、ふんどさんに感謝!